初めての株主総会っ!

生まれて初めて株主総会に行ってきた。

 

www.mitsui.com

全体的にいい雰囲気、ほのぼのとしながらも勉強になる話も聞けて、行ってよかったよ。株価が低調とかスキャンダルがあったりしたらギスギスした雰囲気になるのかな。それもまた見てみたいが。

全体として、資源価格は保守的ながらも悪くない見通しで、中長期的にみてインドがマーケットとして有望かと。意外に中国とはあまり付き合いがないみたい。やがてはインドが中国を抜いて人口最多の国になる、っていうことです。

アメリカのリセッションが視野に入ってきたところなので、次なる資金の移動先はどこなのかな?、資源とインドは選択肢に入るね。

労働市場の流動化?

ブラックな企業や部活、過労死をはじめする日本社会の閉塞感は労働市場を流動化することで解決するっていう意見はもう何年も聞いている気がする。特に「オレ、経済わかってるし」っていう方々から。

 まぁおっしゃる通りだと思いますし大賛成ですが、社会の制度を決めるのが年長者にガッチリ握られているのだから、やっぱり労働市場の自由化なんてしないだろうなって思っています。

で、労働市場が自由化したときのデメリットについて考えてみたけれど、たとえば今年の所得が一千万あったとしても来年は百万になる可能性があるってことが自由化のある一面だとしたら、ローンはおろか長期的な生活設計はほとんどすべて成り立たない世界ってことにならないだろうか。とても結婚なんてできないですなあ。

優秀な人は収入の複線化とか言うんだろうけど、誰でもできるわけでもないし。

となると、総論賛成各論反対ってことになるんだろうな。

社会を活性化するための方策としては必要なことだろうけど、まぁ、自分が現役の間は実現したりはしないだろう、と思うのよ。

 

 

日大のこと

まだニュースでは取り上げられていますが、ピークは過ぎたように思われます。

 

監督側は「理解に乖離があった」と主張しています。これ、案外本当にそう思っているのかもしれません。

例えば、ラグビーワールドカップで日本代表を率いたエディー・ジョーンズ、選手に対して肉体的にも精神的にもプレッシャーをかける監督だったようです。

industry-co-creation.com

あるレベルのスポーツの指導者が選手へのプレッシャーをかけて成長を促すのは、それほど珍しい手段ではないのでしょう。

ただ今回の日大の事件では、選手とのコミュニケーションが深められていないのに過重なプレッシャーをかけたこともそうですが、どうも日大アメフト部を支配するために選手へのプレッシャーを利用していたことが多分に批判されているものだと思います。

同世代でも優秀な選手に対して、練習から外す、試合メンバーから落とす、代表辞退を命ずる。こうしてプレッシャーをかけて発奮を促し、成功すれば指導者の手柄にして、運悪く選手がそれで潰れてしまっても指導者にはペナルティはつかない。いずれにしても指導者の損にはならないし、部内に緊張感をもたせることもできる。

まぁ一言で言って典型的なパワハラですね。

 

相手に怪我をさせろっていうのは本当になかったと思います。長年アメフトに関わってきているのだから、さすがにそれはないだろうと。

監督・コーチを批判するとすれば、集団を支配するために生贄的に部員を吊るし上げるような手法をとっていたことだと思います。